一般的なスキンケアの手順は次の流れになります。
全てのスキンケアに共通している事は、まず化粧落としを含めて洗顔から行います。
洗顔をしない事には、何をするにしても効果が薄れてしまいますし、化粧がしっかり落としきれていないと肌トラブルの原因にもなります。
洗顔は次の3つの目的があります。
化粧は肌に有害な成分も含まれている事があるので、必ず毎日しっかり落とすようにしましょう。
化粧をしていない時でも汚れや汗、脂などをしっかり落としてあげる事が大切です。
化粧をしていない日や朝は洗顔を疎かにしがちですが、化粧に関係なく洗顔は朝晩しっかり行いましょう。
クレンジング剤や洗顔剤は乾燥肌や脂性肌など肌質に合わせて適切な物を選ぶようにします。
化粧水で失った水分を補給して、クリームや乳液などで蓋をするように保湿する事を「整肌」と呼びます。
肌に適度な潤いを与える事でツヤが出て肌トラブルのリスクを大幅に軽減する事ができます。
肌質や季節、肌状態に合わせて適切な基礎化粧品を選びましょう。
スキンケアは季節によってやり方を変える事も必要です。
夏は汗が多くなるので洗顔の重要性が高くなります。
乾燥はしづらいですが、水分補給と保湿もしっかり行いましょう。
夏になったらクリームを塗らなくなったり、安物を使う人もいますが、美肌のためには夏でも妥協せず、自分にあった高品質の基礎化粧品を使い続けるとよいでしょう。
ただし、夏になったらクリームの量を減らしてあげるなどの調整は効果的です。
冬の場合は乾燥しやすいので保湿の重要性が高まります。
クリームの量を増やしたり整肌に時間をかけるなどして、しっかりケアしてあげましょう。
スキンケアの手順をさらに大きくまとめると、洗顔→整肌→仕上げです。
まずはしっかり洗顔してあげる事が大切ですが、肌には適度な油分が必要で洗顔によって落としすぎてしまわないように注意しましょう。
しかし、洗顔が疎かになるのも問題でバランスが大切です。
こうした季節や肌状態に合わせた微調整がスキンケアのポイントになりますが、仕上げのクリームも良い物を使えば洗顔のやりすぎなど油不足をある程度は補う事ができます。
多少の間違いがあっても、仕上げのクリームが高品質であれば洗顔や整肌の間違いもカバーできます。
正しいスキンケア方法を模索している方や、時間が少なく洗顔や整肌にかける時間が不足しがちな方はクリームだけは特にこだわるようにしましょう。